ディクテーション
話している音声 → 聴く
→ 文字にする
が、ディクテーションです。
ディクテーションは英語などの語学の習得に、大変優れた効果があります。
なぜ大変優れた効果があるのか。
これからお話します。
スキルとしてのディクテーション
イメージしてみて下さい。
英語ネイティブの人が普通のスピードで話していて、あなたはそれを聞いています。
そしてそれをそのままスラスラ書きとっています。
かなり高い英語力が求められそうです。
では、聞いているのが英語ではなく日本語だとどうでしょう? それを書き取ります。
やって出来なくはないですよね。 私たちは日本語のちゃんとした教育を受けているから。
あなたの英語力も、日本語力程度の実力になればディクテーションが出来るはずです。
つまり英語でのディクテーションできるようになるということは、
ちゃんとした教育を受けたネイティブの人と近づいた、ことになります。
ディクテーションは難しい?
ディクテーションは易しいです。
もういちどイメージして下さい。
中学1年生の教科書に出てくる最初の英語をゆっくり話すのを、書き写す。
T h i s i s a b o o k.
もしとても早口で読んだらどうでしょう?
This is a book.
集中して耳を傾けたらできるかも。
リアルに外国人がしゃべることをその場で書く、となると初心者には難しいと思います。
でも自分のレベルに合ったものだと易しいんです。
話すスピードを速くしたり聞く音声を長くしたりと徐々に難しくしていくことで、
より高度なディクテーションができるようになります。
少し高度でも何度も挑戦するとクリアできるようになります。
世の中のありとあらゆるスキルアップはそうですよね。
一番大切なことは、途中で投げ出さないこと。 それだけです。