本番頑張ればいいや、は大きな間違い。 |
英語はともかくスポーツや音楽、ダンスにお芝居。そういった特定の技能である程度のレベル、あるいは資格試験やスキルアップで目標を決めて学習に取り組む人は間違いなく練習や稽古、勉強に「全力」を尽くします。限界ぎりぎりまでの努力をして次のステップアップポイントを見極め対策してくのが練習です。楽で甘い練習で実力が伸びないからです。
例えば毎日1km程度のジョギング練習をしている初心者がフルマラソンで3時間台を叩き出すことほぼあり得ません。逆に練習ではいい線いっていたのに本番ではその半分も発揮できなかったとはよく耳にすることです。本番では実力の7割出せれば万々歳・・とはよく言われることです。
さて英語力を高めるのも同じですよ。どれだけ日常で「本気」で練習したかで、ようやく実践とくにビジネスでの英語コミュニケーションに生きてきます。スポーツや技能と同じように楽な練習ばかりしていては実力はつかず実践で使い物になりません。練習は長時間すればいいというものではないですが、濃い内容を細心の丁寧さで集中してヘトヘトになってしまうような練習がいいいです。だから英語ではディクテーションが最適なんです。
世の中の多くの英会話学習サービスは楽ですよ~、簡単ですよ~、短時間ですよ~、でペラペラになりますよ~といいます。人の成長理論を無視したロジックです。楽で簡単な学習方法のサービスであることが商業上の「売れる」基準になり、それ以外は英会話教材ではない・・くらいの風潮になっています。楽で簡単な方法にお金を出す→楽で簡単だから実力がつかない→楽で簡単なもの以外はやる気が出ない→日本人が英語を話せない という流れです。とても残念!
中学、高校、大学、英会話スクール、英語の授業を受けてきてマスターできていない。だからこそ今「楽で簡単ではない」学習方法で全力を尽くすべきなのです。
もう一度言います。ディクテーションです。