ピーター・ファーディナンド・ドラッカー Peter Ferdinand Drucker。
Peter マネジメント management や経営と真摯に向き合う人はその著書を素通りできないでしょう。なによりも management という考え方を発明したい人とも言われます。つまり自他ともに認める manager という地位の人はすでにドラッガー氏のの洗礼を受けていることになります。
さて、このドラッガー氏の名言の一つに次のようなものがあります。
著書を読んだことがない人でもこの言葉は胸に刻み込んでおくといいと思います。
The most important thing in communication is to hear what isn’t being said.
意訳すると、
コミュニケーションで最も大切なことは、言われてもいないこと、を聞くこと。
難しい命題です。なぞなぞみたいでもありますね。
日本でも日常よく言われる言い方では、行間を読みなさい、でしょうか。あるいは、言葉の裏にあることに 想いを至らせなさい、でしょうか。
いずれにしても、言われてもないことを 聞くには当然ながら言われていることは少なくとも傾聴しなければならないんです。したがって人の話をしっかり聞くのはやはり基本中の基本なんですね。