ディクテーションは本当に効果がある英語学習法です。
それなのにいまいちマイナーでみなさん実践していないのは、ディクテーションという学習方法に問題があるのではなく、学習者の方に潜入感があるからなのかなーと思います。
もっともよく質問されるのは、「もしディクテーションをしていて聴きとれない単語があったりスペルが分からなければどうするの?」というものです。
これまじめにディクテーションに取り組もうしている人からも意外と多い質問です。
それには「えっ、それって誰でもあたりまえですよ!」と答えます。だって学習であり試験じゃないし、と。
これから学習するのだから、聴きとれる英語ばかりをディクテーションしても実力は上昇はしません。
聴きとれないとかスペルが分からない単語がはっきりわかるので学習ができるのでは、と思います。
パズルやゲームでも同じで、全部答えが分かっていたやりがいもない。
わからない部分や考えることがあるから面白いんですよね。
そういえばディクテーションはパズルに近いところあります。
聴きとれない部分に突っかかるのではなく、聴きとれた部分から聴きとれない部分を推察するロジック脳を使うんです!
英語の実力を上げるのならもちろん誰でも自分には少し難しい教材でディクテーションをします。
どうしても聴きとれない単語やスペルが分からない単語はもちろんどんどん出てきます。
でもディクテーションを続けていくとすぐにわかるんです、リスニングの真の実力には推測力、想像力が非常に大切だと。
それでもわからない場合は堂々と解答を見たらいいんです。何度も一生懸命に聴いたから答えを見たら記憶に残りやすい。
案ずるよりは・・です。
さあ始めましょう!