正確な文法を考えるチャンス |
ディクテーション中、自分の耳であまり聴き取れていないにもかかわらず、
何とか書きとれる場合もあります。
たとえば、
I am go*** ** park w**h some frien**.
** の部分の音が聞き取れない・・なのに、
I am going to park with some friends.
と書けたりします。
聞こえなかったところついてはあなたは推測できてしまうからです。
そのためには文法の知識が必要です。
耳の能力だけがリスニングの全てではなく
英文法力も手伝った総合的なものなんですね。
エッセイなどの長文のディクテーションの場合、
全体にわたって文脈を俯瞰できます。
するとダイナミックな文や単語の補完ができます。
例えばエッセイの登場人物が Nancy という女性ひとり、
物語が過去の話、の場合、人を表す代名詞はshe、
文章全体は過去や過去完了の文体になるはずです。
このような理屈が文章を書きとるにあたり助けになります。
つまりリスニングの助けになっているのです。
文脈や時勢から自ずと判明する部分を考えてみることは
英文法の復習と再確認になります。
さらに文法の再学習につながり結論的には総合的なリスニング力強化となっています。
尚、ディクテーションして添削も終わった文章を読んで、
あらためて文法の復習と納得をすることもお勧めします。